ギザ十な日々

2人の息子と妻との日々を書いています。

何のためにブログ始めたんだっけ?

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日曜日。午前。

 

家から歩いて約10分のところにあるコメダ珈琲にて。

 

モーニングセットを食しながら、はてなブログの研究。まあ、研究って言っても、いろんな人のブログを見て回っただけだけども。

 

 

他の人のブログは面白い。たとえば、以下のようなブログに興味を持つ。

 

  • 各地域の名物やイベントを実にきれいな写真とともにまとめているブログ
  • 何か関心があることに対し、ユニークな文章でつらつら持論を述べているブログ
  • うまそうな料理のレシピを独自に作り、これまた鮮やかな写真で魅せるブログ

などなど。

 

 

これら先人たちのブログたちを見て、自分は圧倒されているわけである。

 

――いつかは同じようにブログを書いてみたいものである。そのためにも、定期的に文章を書くことが肝要であろう。

 

 

……と思ったところで、ふと疑問が浮かぶ。

 

……自分はいったい、何のためにブログをはじめようなどと思ったのだろう?

 

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すっかり目的がぼやけていた。ここで少しだけ整理しておこう。コメダ珈琲が混んできたので、店に迷惑をかけぬよう、手短に済ませたい。

 

 

-- 

 

 

私は大阪の某メーカーにて法人営業(BtoB)をしているサラリーマンです。年齢は三十路です。出身は東北で、おとなしい性格と言われます。顔は妻夫木聡柴田恭兵上戸彩を足して3乗した感じです(わらい)。

 

 

ちなみに、「法人営業」とは、一般商品者に商品を売るのではなく、主に法人の開発担当者様に、製品に使用する原料を販売する営業でございます。例えば、車を作るのに必要なねじ、パンを作るのに必要な小麦粉など。表にはあまり出てこない、地味な営業です。

 

 

ところで、営業といえば、話術を求められるシチュエーションが多いというのはイメージがわくでしょう。

 

手前みそではございますが、お客様への商品説明自体は、そこそこ伝わるように行うことができているのではないかと思います。(もちろん、まだまだ伸びしろがございますぜ)

 ――しかしながら、商品説明だけできれば営業が務まるかというと、そういうわけでもございません。

 

 

 

この世の営業担当者は、商品を説明する前に以下のようなトークを「必ず」するものなのです。

 

・いやあ、今日もいい天気ですね~。
・私、最近ゴルフに凝っておりまして~
・昨日の阪神の勝ちっぷりは最高でおましたなあ~
ポケモンGOをやってたら10㎞歩いておりました(笑)

 

いわゆる雑談、前段トークといったようなもの。その話自体には特に意味はないけれど、その後の商品説明をスムーズに進めるために場を温める重要な行為でございます。

 

私はこれを落語になぞらえて

 

まくら営業(トーク)

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と呼ぶことにしております。

マクラ[編集]

本題への導入部である[3][18]。自己紹介をしたり、本題に入るための流れを作ったり、また、本題でわかりにくい言葉の説明をさりげなく入れたりする[3][18]。落語は「目の前の観客に対して語りかける芸能」である[18]。一般的に、落語家はいきなり落語の演目に突入することはほとんどなく、まずは聴衆に語りかける雰囲気をつくるために挨拶したり、世間話をしたり、軽い小咄を披露したりしてから本題に入っていく[18]。マクラは、噺の本題とセットになって伝承されてきているものが少なくない[18]

マクラの果たす役割は、小咄などで笑わせて、本題の前に聴衆をリラックスさせる、本題に関連する話題で聴衆の意識を物語の現場に引きつける、「落ち (サゲ)」への伏線を張る、などが挙げられる。古典落語の演題の中には、現在では廃れてしまった風習や言葉を扱うものがあり、それらに関する予備知識がないと、話全体や落ちが充分に楽しめないことがあり、6代目三遊亭圓生は、このような「解説のためのマクラ」の達人であった[18]

優れた演じ手はマクラも個性的であり、工夫を凝らしている[18]。近年は、マクラがそれ自体エンターテイメントになっているような「マクラが面白い落語家」が増えてきている[18][注 7]

 

 

さて、このまくら営業(トーク)なんですが、私、恥ずかしながらものすごく苦手なのです。取引先にお邪魔して商談に入ると、

 

「今日はお忙しい中ありがとうございます。さて、弊社の商品は――」

 

と、いきなり商談に入ってしまう。これだと、相手も

 

(いきなりきていきなり商品の説明かよ。まだこちらの心の準備も整っていないのに)

と思ってしまうものです。そういうものなんです。

 

もちろん、商品説明だけしてほしい、というお客様もいます。ただ、多くの場合、まずは軽く上記のまくら営業をし、そのあとに商品説明を行ったほうが話がスムーズに進むように感じます。何より、お客様との長期的な関係を築くことができます。特に法人営業は、お客様と何度も顔を合わせることになるため、

 

いかに取引先の担当者様と仲良くなれるか?

 

ということが非常に重要になるのです。(新入社員はよく覚えておくよーに)

 

 

まくら営業が上手な先輩諸氏に相談すると

 

「そんなもん、適当に相手に合わせて話せばいいんだよ。時事とか流行とか天気とか旅行に行った話とか」

 

「趣味とかあんだろ?それについて相手に共感や関心を引き起こさせればいいだけじゃん」

などと、おおよそアドバイスとは思えぬいい加減な返答。まあ、まくら営業なんてそんなものなのかもしれません。ただ、そのうち身に着くまで待っているのは嫌なのです。
できる限り、

 

努力をもってまくら営業の達人になりたい

 

のです。

 

 

 

――では、どうやってまくら営業の能力を高めましょうか?勤務中の移動時間や、風呂に入っているときや、散歩をしているときなどに、いろいろと考えてみました。そして、最終的に思い立ったのがブログでした。

 

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アイドルや風俗嬢が行う枕営業に必要なのは、重要な相手を見極める選球眼と、己の身体を売る覚悟、といったところでしょう。ですが、私の言うまくら営業に必要なのは、以下のような点だと思うのです。

 

  • 幅広い興味関心を持つこと
  • 様々な人の「興味関心」に興味を持つこと
  • 相手に語る能力

 

 

これを身に着けることに有効なのが、ブログだと思ったのです。

 

学生時代、私はブログをやっておりました。日々の戯言を書いていただけのものでしたが、それでも、退屈な日常にも幅広く興味関心をいだけていたように思います。また、ブログを通じて様々な人たちと交流し、その人たちが好きなことから学びを得ることができていたと思うのです。

 

社会人になってブログをやめてしまいましたが、--上のような考えもございまして、今一度、ブログを再開したいと思った次第でございます。

 

 

以上、ブログを始めた経緯です。大分ざっくりした内容。

 

 

今は、ちょこちょこと日記を書きながら「はてなブログ」の仕組みを理解し、多くのブロガー様の文章を拝見し、勉強していきたいと思います。

 

 

中身のない内容、長々と失礼しました。うーん、大分なまってますなあ(笑)