ぼくらが走りに出る理由
人生において成功するために、神は人にふたつの手段を与えた。教育と運動である。しかし、前者によって魂を鍛え、後者によって体を鍛えよ、ということではない。その両方で、魂と体の両方を鍛えよ、というのが神の教えだ。このふたつの手段によって、人は完璧な存在となる。
明確な目的があれば、起伏の多い道でも前進できる。目的がないと、平坦な道でも前進できない。
「あと2か月ちょいか――」
大阪マラソンのHPを見て、改めて戦が間近であることを再認識する。
――あ、いままで隠してましたが、実は私、大阪マラソンに出るんです。もちろん、フルマラソンです。
(まあ、隠すも何も、ブログを始めたのが2週間前なんですがね)
出る理由はーーえっと……まあ、きまぐれ?笑
ところで、大阪マラソンの参加者ってどんなもんなんだろう?ちょっと調べてみる。
■ランナーエントリー数最終集計
募集期間 平成28年4月8日(金)10時から5月10日(火)17時まで※
エントリー総数 133,861人
内訳
【マラソン】 126,867人(募集定員は30,000人)
・個人 :99,862人
・ペア :12,832人(6,416組)
・グループ :14,173人(2,247組)
【チャレンジラン(8.8㎞)】 6,994人(募集定員は2,000人)
これだけ見ると、倍率は4.23である。単純に考えると、4人に1人の割合で参加できるということになる。
……高いのか低いのかよくわからない。とりあえず頑張ろう。
さて、約2か月間のランニング・モチベーションを保つために、改めてこんなことを考えてみたい。それは、小学生よりも運動不足の中年男性がつぶやきそうなこと――すなわち、
なぜ走る(運動する)必要性があるのだろうか?
ということである。
この問いかけに対する明確な考えを備えているかどうかで、運動を継続できるかどうかがわかれるような気がする。
この問いかけに対するヒントとして、昔読んだこの本が役に立つだろう。
脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方
- 作者: ジョン J.レイティ,エリックヘイガーマン,John J. Ratey,Eric Hagerman,野中香方子
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2009/03
- メディア: 単行本
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かなり過激なタイトル。ただ、内容はなかなか興味深いものだった。
一言でまとめると、
適度な運動は、学習能力を高めることができるだけでなく、うつ病や依存症、加齢による老化などを抑制する効果が期待できる!
という内容である。(以下、目次。目次を見ると、運動への期待が高まる)
第1章 革命へようこそ―運動と脳に関するケーススタディ
第2章 学習―脳細胞を育てよう
第3章 ストレス―最大の障害
第4章 不安―パニックを避ける
第5章 うつ―気分をよくする
第6章 注意欠陥障害―注意散漫から脱け出す
第7章 依存症―セルフコントロールのしくみを再生する
第8章 ホルモンの変化―女性の脳に及ぼす影響
第9章 加齢―賢く老いる
第10章 鍛錬―脳を作る
ちょっと胡散臭い感じがするけど、理論をまじえて説明してくれるので、「理由をちゃんと教えてくれないと運動に対するモチベーションが上がらない」という人にとっては、実に目から鱗な内容である。(多くの場合、メディアはダイエット目的だけで運動を進めることが多いからね)。お時間ある方は一読しても損はないと思いますです。
さて、話し戻して、自分なりに運動する理由を整理してみた。
バカっぽいけど、こんだけ理由があれば運動せずにはいられないだろう。まあ、たまに見返そうっと。
それにしても、日記に書いちゃったし、もう引き返せないね(苦笑)