「まくら」営業、はじめました。

営業職の男です。「まくら」を極めて営業のタツジンになりたいのです。

あと、何日続くかしら?

 

 

誰でもある時期、情熱的になることはある。ある人は30分間熱中できるし、ある人は30日間続く。しかし人生の成功者は30年間情熱が続く人である。

エドワード・B・バトラー

 

 

 

 

 

 

 

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1月に入り、お菓子とパン作りに一層の熱が入っている(まあ、素人レベルなのだが)。

 

 

朝起きてパンをこね、合間にカスタードクリームを作り、パイ生地を練る、そんな休日を繰り返す。

 

 

一日があっという間に過ぎていく。時間を忘れられるような趣味があるということは、いいことなんだと思う。大げさではなく、お菓子とパンを以外のことは考えられなくなるくらいに夢中になっている。

 

 

 

――でも、あれほど大切にしていた、日記すら放り出してしまっている。

 

書きたいことが何も思い浮かばない。日記を書く時間があるならば、少しでもパン作りの技術習得に当てたいところ。少しでも製菓材料の知識を身に付けたいところ。

 

日記を書いてパンがふっくらするの?日記を書いてフォンダンに詳しくなるの?……そんなわけがない。

 

 

 

 

 

今は、あたまがシュークリーム。

 

 

 

――

 

土曜日の夜。

 

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最後に粉砂糖をふりかけ、シュークリームとエクレアの完成。ちゃんと空洞ができたのでよかった。この日も朝からお菓子作りをはじめ、手際の悪さも手伝い、終わったころには真っ暗になる。

 

 

 

 

洗い物を片付け、晩御飯の買い物に出かける。

 

 

――

 

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買い物を終え、家路を辿る。その途中、

 

 

(今日は久しぶりに日記を書きたいな)

 

と思う。

 

 

せっかくなので、帰り道10分、日記で書くことを考えてみるのも悪くない。

 

 

 

 

……

 

 

 

 

……

 

 

……何にも思い浮かばない。思い入れが何もない出来事が思い浮かんでは消える。

 

 

――世の中に対しての興味関心が、随分と薄まってしまったようだ。

 

お菓子作りやパン作りに没頭していることはいいことだと思うし、とても充実した時間の過ごし方だと思う。ただ、その代りに何か大切なことを犠牲にしてしまっているような気がした。

 

 

 

 

 

これって…本当に幸せなこと……?

 

 

 

――

 

虚無感のまま、自宅に到着。

 

 

 

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(あ、そういえば、久しくポストの中を見ていなかったなあ)

 

 

 

気づけば、今週は一度もポストを見ていなかった。家に着いたらすぐにお菓子作りに向かっていたから。

 

 

 

エレベーターに乗る前に、1階にあるポストに立ち寄る。そして、回転式のロックを解除し、中を開ける。

 

 

中には、本年度のタウンページと、光熱費の請求書と、広告チラシが大量に入っていた。

 

広告チラシは、いつもならば1階にあるゴミ箱にすべて捨ててしまう。だが、なんとなく、この時は部屋まで持ち帰る。

 

――

 

 

家に帰り、着替えてから広告チラシを見る。読んではゴミ箱の中に詰め込んだ。だが、1つだけ目に留まる。

 

 

 

「……これは――」

 

 

 

 

こんな一枚を発見。

 

 

 

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「美人多数、ブス2人。家いくよくるよ。美人多数、ブス2人。家いくよくるよ。ブス2人――」

 

 

 

 

 

……ふ

 

 

 

 

 

なんだかとても癒された。なんてユニークな文言だろう。

 

 

 

……でも、これを見てマッサージを頼む人っているのかしら……?今日は久しぶりに、こんなどうでもいいことをゆっくり考えてみたいものだ。

 

 

 

 

 

 

ありがとう、チラシ。





そして、そのチラシをごみ箱に捨てた。

 

 

 

 

 

 

 

――さて、明日は何を作ろう?