「まくら」営業、はじめました。

営業職の男です。「まくら」を極めて営業のタツジンになりたいのです。

孤独の食事は六分目

 

 

大人になって土曜日 車乗ってドライブ 一人乗り

色着けたこの街は 一人用には造られていない

キンモクセイ『目隠しの街』

 

 

 

自分を命令しない者は、いつになっても下僕にとどまる。

ゲーテ

 

日曜日。実に良い天気。

 

朝8時30分に起床。寝ぼけ状態でコンタクトレンズをつけ、軽くストレッチ。

 

 

ストレッチを終え、ランニングウェアに着替える。いつものスタイルになった直後、窓を開けて外気に触れる。

 

(……そろそろ、パーカーはいらないかしら?)

 

私は羽織る程度に身に着けていたパーカーを脱ぎ、いつもよりも軽装で外に出る。

そして、いつもの河川敷を走る。

 

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連休のせいか、河川敷は昼間からBBQで楽しむファミリーや、ラグビーや野球などの団体競技を楽しむ人たちであふれかえっている。そんな中を一人走る私ってイッタイ……――でもこんな自分も嫌いじゃない(自惚れ結構結構)

 

 

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(初Garmin画像)

 

 

この日は約20㎞走る。天気が良かったせいか、心身ともに気持ちよく走ることができた。

 

――

ランニングを終えた昼下がり。午後から行きたいところがあった。それは、こちら。

 

 

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知っている人は知っている、知らない人は全く興味なしの大イベント、そう、

 

食博覧会

 

である。

 

このイベント、私はよく知らなかったのだが、電車広告でしばしば見かけていた。その広告文面にある

 

4年に1度

 

という言葉に強い力を感じ、興味本位で行ってみたくなったのである。

 

 

――あ、この食博覧会は、簡単に言ってしまうと、

 

大阪の最大規模の展示会会場(コスモスクエア)を貸し切り、日本中、いや世界中の美味しいもののをあつかう屋台がぎっしりと詰め込まれた食の大イベント

 

である。食べることが大好きな人であれば、一日いても退屈しない、まさに4年に1度の大イベントとなるだろう。ゴールデンウイークに重ねて行うあたりも、ニクイ演出である。

 

「じゃあ、フラッと立ち寄ってみようかしら?」

 

と思ったマダムのために解説しておくが、このイベント、実は

 

入場料

 

がかかります。

 

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まあ、結構いい値段しますね。

 

「まあ、中に入ったらいろいろ食べられるんだし、安いんじゃないかしら?」

 

と思ったそこの貴婦人。勘違いしないでほしいが、これはあくまで入場料である。上記に記した通り、中はいろいろな屋台がたくさんあるわけだが、決してタダではありませんよ。

 

「……え、そうなの?入場料払ったら食べ放題じゃないの?」

 

 

まあ、各屋台に金を払えば食べ放題でんがな。

 

「で、でも、入場料払っているわけだし、普通に買うよりも安く提供してくれるんでしょ?」

 

なにを甘いこと言ってまんの。そんなわけあらへんがな。大阪なめたらあかんで。普通に定価でんがな。まあ、屋台の定価やから、普通より少し高めの価格設定ですやん。でも、いいモン提供しまっせ。

 

「でも、やっぱりこういうイベントで入場料とるのはどうかと思いますが……築地が入場料とりだすようなもんじゃないですか」

 

まあ、いろんな場所を旅してうまいもんを食べ歩くと思ったら、安いんと違います?こちとら天下の台所でやってますんで、築地なんかと一緒にされたらかないませんわ。

 

「……」

 

 

 

 

 

 

ともかく、夕方から独り、電車で食博覧会へ。

 

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夕方17時頃に会場に到着。

 

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会場入り口で当日券を買う。あ、夕方16時以降のナイトチケットは、ちょっとだけ安くなる。たぶん、時間が遅くなるにつれて入場者が減ってくるから、入場料を安くしたのだろう(邪推)。

 

 

 

ちなみに、中では本当にいろいろな屋台ブースが出店している。

 

 

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(パンフレット引用。まあ、展示会会場貸し切っているわけだから、そりゃすごい規模ですわな。)

 

 

17時から20時(閉館時間)まで、このパンフレットをもとにぐるぐると会場を歩き回りまくった。もう、テーマパークさながらである。

 

(あ、あのラーメン食べたいな。……いや、コレを食べたら他のものが食べられなくなる。とりあえず、もう少し回ってみよう。状況が変わるかもしれない)

 

(あ、この牛串おいしそう。でも、本当に今食べる必要があるか?牛串はメインディッシュだろうが。まだ前菜も食ってないのに。とりあえず前菜を探そう。でも、前菜って何?)

 

(アイスクリームくらいだったら……いや、アイスの満腹感を侮るなかれ。うまそうだけど、ここは保留だ。とりあえずメモだけ……)

 

(ハンバーガーか……。いいね、これだったら軽食になるかしら……いや、マックと同じベクトルで考えると痛い目にあうぞ。こういうシッカリしたハンバーガーは腹にたまるからな)

 

(……いっそ気付けにアルコールを体に染み込ませようか?――いや、それは逃げだ。真摯に各ブースを見るのだ。アルコールは最後の手段だ。でも。ドイツビールコーナーもちょっと立ち寄ろう)

 

(よし、このチーズ店に入ってみよう……って、あれ?店じまいを始めてる……?まだ18時なのに……?あ、店じまいじゃなくて商品入れ替えか。でも、なんだか出鼻くじかれたな……。とりあえず、保留なり)

 

(決めた、今日はから揚げ祭りにしよう。から揚げブースを回りまくろうっと――ん?あのから揚げ店の店員、隣の競合店のから揚げ娘といちゃついてやがる。商売なめてんのか?そんな奴の店からは絶対買わないもんね。調子乗るんじゃねーぞ)

 

 

(……とりあえず、もう一周……)

 

 

 

……店が多すぎるとなかなか決断ができないもので、くいだおれたかったのに、結局食べる決断がなかなかできなかった。

 

結局、会場に3時間もいて、食べたのはこの2つだけだった。

 

 

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(コロッケ屋さんのコロッケ。ミニご当地コロッケ4種セット。とってもうまいよ!) 

 

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(仙台牛タンとフランクフルト。牛タンってなんでこんなに興奮するでしょうね)

 

 

そんなこんなで食べているうちに、閉館時間に合わせて蛍の光が会場内に流れ始める。

私はいそいそと購入したものを食べ、会場を後にした。結局、中で払ったお金より、入場料の方が高くついてしまった(入場料1,600円。飲食代750円)。まあ、いろいろな食文化に触れられたのでマイナスではないのだろうが。

 

 

 

ともかく、今回得た教訓。

 

……こういう食のイベントを楽しむときは、一人ではなく、最低2人以上の知人・ご家族と回ったほうが良い

 

と思います。それは、複数人数で回ったほうがいろいろなものを食べられるという実利的な側面があるし、ツレに決断を任せることができるからである。あと、帰り道がさみしくならないしね。

 

 

 

以上、気弱でだらしない男の戯言でした。……本当はもっと楽しげな食レポにしようと思ったんだけどな……。