ギザ十な日々

2人の息子と妻との日々を書いています。

また来ます、香住(第5回香住・ジオパークマラソン 番外編)

 

土曜日。

 

第5回香住・ジオパークラソンを完走した後、今宵泊まる旅館に電話。

 

 

ーーあ、すみません、マラソンを終えた後、そのまま家には帰らずに旅館に泊まっちゃいました(えへ)。旅館の送迎車が会場までお迎えに来てくれました。通常ならば15時からチェックイン開始のところなのに、14時からチェックインさせてくれたのでありんす。マラソンの後は、精一杯、慰安旅行を楽しむぜよ!

 

 

・・・・・・・え?いいご身分だな、って?

 

 

だってマラソン頑張ったんだもん!いいでしょ!?いや、マラソンだけじゃない!日頃のサラリーマン生活もすごい頑張ってんだからね!?朝「会社行きたくなーい」という体からのSOSを無視して会社に行ってんだかんね?たまに自分へのご褒美くらいいいじゃん!(出世しないタイプ)

 

 

さて、旅館に到着して早々、マラソンの汗を温泉で流す。だれもいない温泉を独り占め。これを至福という。

 

ーー

 

風呂上がりは香住を散歩。

 

歩いていると、いつのまにかマラソン会場にたどり着く。旅館から会場までは歩いて20分かからないくらいの距離であった。

 

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会場に着いた頃には、フルマラソン制限時間である15時を回り、16時に近くなっていた。そのため、会場もすっかり片付けに。人も少なくなり、残っていたのは運営サイドの方々のみ。出店も会場テントも簡易トイレも、すべて撤去中であった。

 

 

ーー

 

中学生男子「こんにちわー」

 

「あ、こんにちわー」

 

旅館までの帰り道、疲労を抱えた足を引きずりながら歩いていると、大会ボランティア活動を終えた中学生にすれ違う。見ず知らずの私にも挨拶をしてくれる。私自身、地方の出身なので、小・中学生の頃のすれ違う人に向けた挨拶というのは義務に近く、抵抗がなかった。……今はかなり抵抗感があるんだけどね。でも、なんだかすごく懐かしかった。

 

 

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旅館から見える夕暮れ時の香住漁港。絶景である。撮る人が撮ればもっと人の心を打つことができただろう。とても美しかった。

 

 

 

さてーー

 

 

 

 

 

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晩御飯は旅館で食べるカニづくしコース!!カニ鍋!カニの刺身!カニのボイル!焼きガニ!甲羅酒!カニの雑炊!いえーい!!カニ最高!!こいつのために走っていたんだぜ!無心でカニにしゃぶりつきました。幸せいっぱーい!!(彼女からは非難轟々でした)。

 

 

ともかく、これ以上ない贅沢なひと時で、自分を精一杯、甘やかしたのであった。

 

ーー

 

翌朝、6時起床。

 

せっかくなので、香住の海岸を散歩。ちなみに、海岸沿いの道路は、昨日のマラソンコースでもあった。でも、昨日とは違って人気のない海岸、大会当日とはちょっと違ったおもむき。

 

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(朝を迎えた香住漁港)

 

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ランナーを冷やすために配られていた氷水入りビニール。当たり前だけど、大会の後はこういうのを片付ける作業があるんだよね。運営の皆様、後片付け、お手数をおかけいたします。

 

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このトンネル、コースだったけどよく覚えている。入口のカニの絵柄が印象的だった。なお、朝のトンネル内は、ホトトギスの鳴き声がよく響いていた。

 

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名物、かえる島。右真ん中あたりの茶色いところです。・・・・・・かえるに見えるかしら?

 

小一時間、朝の香住海岸を楽しむ。走りながら見た光景も壮大だったけど、朝の静かな空間で見る香住海岸は、これまた実に格別であった。

 

ーー

旅館で贅沢な朝食を食べ終える。ご飯が本当に美味しかったなあ。

 

チェックアウト時間の10時、送迎車で香住駅まで送ってもらう。

 

翌日の香住駅は、昨日が嘘のように静か。たまに通る車の音だけが町中に響く。それがあまりに心地よくて、大阪に帰りたくなかった。連休に親戚の家に遊びに行って、帰りたくなくて泣きじゃくった幼き頃の記憶が、ほんの少しだけ思い出された。

 

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必ず、また来ますね。

 

ーー

 

電車で4時間弱かけて大阪駅に到着。大阪駅の人混みの喧騒に一瞬酔ってしまう。早々に家に帰る。

 

 

家に帰った後、香住を思い出してなんだか寂しさを覚える。でも、マラソン大会からの贈り物が我が心を最後まで癒してくれる。

 

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香住・ジオパークラソン(フル)の完走賞。あ、別に入賞したわけでもないですからね。完走したランナーみんなに、この豪華な日本海の魚介セットが送られた。・・・・・・この豪華セット、すごくないですか?

 

 

とりあえず、すべて焼いてみる。

 

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素人なので焼き具合はご愛嬌。総勢15匹の魚たち。なお、まだ半分以上冷凍庫に残っています。

 

さて、香住の地酒である「香住鶴」でこれらを肴に晩酌。香住の余韻に浸る。

 

「また行きたいなあ・・・・・・」

 

すっかり虜になってしまった模様です。

 

 

香住、また会いに行きます!次も絶対宿泊付きで!