ギザ十な日々

2人の息子と妻との日々を書いています。

また、ブログを書ける喜び

 
 
 
 
1ヶ月と少し前に、急性食道炎を患った。想像よりも症状が重かったらしく、食事がまるで喉を通らなかった。踏ん張って会社には行くものの、エネルギー不足と食道の不快感から、仕事どころでは無かった。軽い内勤業務と緊張感の少ない商談をこなしながら、なんとなく仕事をしている体裁を繕う日々であった。
 
朝ごはんに豆乳や牛乳を飲み、 お昼ご飯の代わりに診療所に行って点滴を打ってもらい、晩御飯に豆乳や牛乳を飲む日々。人生経験の少ない私にとって、これは結構辛い日々だった。
 
 
2週間ほど過ごして、ようやく普通に食事を取れるようになった。当たり前にモノが食べられることがどれほど幸せなのか、と言うことを身に染みて味わうことができたのは、とても貴重な経験だったと思う。
 
そんな日々をまとめて日記に記そうと思った矢先、次のイベントが待っていた。彼女とのベトナム旅行である。病み上がりで海外旅行というのは少し不安があったが、ずっと前から彼女がプラン立てしてくれていたので、キャンセルするわけにもいかない。
 
3泊4日のベトナム旅行、実に楽しく、刺激的な時間だった。旅先で味わったアンナコトコンナコトを書いてもよかったのだが、その矢先にまたイベントが発生する。人生初のゴルフコンペだ。それも、身内だけではなく接待コンペ。12月上旬で日程は決まっていた。
 
ゴルフ経験がない(正確に言えばあるのだが、新人時代に体験した社内コンペがトラウマレベルで、『こんなジジ臭いスポーツ、二度とやるか!』と誓っていた)のだが、取引先との関係を深める目的があったので、参加しないという選択肢が用意されていなかった。
 
せめて迷惑かからないレベルにまで練習しなければと思い、家の近くの室内ゴルフレッスンに通いはじめる。ちなみに、接待ゴルフコンペ2週間前から。
 
まあ、ゴルフ経験者ならば言わずもがなだが、たった2週間程度でずぶの初心者(しかも球技経験0)が目まぐるしく上達するわけがない。そんなんで上達するならば、ゴルフ好きはあんなに熱心にゴルフに取り組まないのである。
 
それでも、親指に大きなマメを作るくらい、ゴルフに向き合った(上司からは、マメができる場所がまるでおかしい、と言われるが)。そのマメを潰してもなお、ゴルフに向き合った。
 
スポーツ漫画ならば、1回くらいは奇跡が起こるところだろう。その軌跡を日記に記してもよかった。だが、そんな奇跡は一回も起こらなかったので、日記に書くことすらできなかった。そんなこんなで終わってしまったゴルフコンペ。でも、次に来るゴルフコンペに備えて、今も週1でレッスンに通っているあたりが可愛らしいではないか。
 
 
さて、ゴルフのトラウマを再び味わいながらも、わたしの心はすっかり解放されていた。そんな矢先、なぜか見知らぬ土地の山の中で脱輪し、身動き取れずに困るという事件が発生するわけだがーー。
 
 
とりあえず、日記を書かなかった言い訳はこれくらいにしておこう。
 
 
 
食道炎の悪夢・海外の緊張感・ゴルフのトラウマ、ついでに山林脱輪ーーといったように、非日常の日々が続いていたわけだが、正直に言えば、なんだか気持ちの余裕がなく、すっかり日記から遠ざかってしまっていた。でも、ようやく、12月の中旬になってようやく穏やかな日常となった。久し振りにキーボードを引っ張りだし、BluetoothiPodと接続させてこの日記を記す。
 
 
キーボードが安物のせいもあるが、思うことがうまく文章にならない。今度は日記を書くことが非日常になってしまったようである。でも、またゆるゆる日記を書こう。やっぱり、落ち着いた時にはここに帰ってくるんだね。
 
 
ついでに、昨日、1ヶ月ぶりに外を走りました。走ることもだいぶおろそかになってました。6km走っただけだけど、すごい充実感。走るって、今更だけど気持ちいいことだったんだね。
 
 
 
日記を書き終えた今、なんだか安心感です。