ギザ十な日々

2人の息子と妻との日々を書いています。

2018-01-01から1年間の記事一覧

癒しの地、香住 (第5回香住・ジオパークマラソン大会 前半)

金曜日。 昼前。自宅にて。 「さて、そろそろいくかーー」 てれてんてってて、てっててててててー(着信音) 「は、はい、焼き芋です」 ノワゼット先輩「あ、もしもし。今大丈夫?」 「えっ、はい大丈夫です」 ノワゼット「実はチョメチョメ株式会社から急…

セブンイレブンCMのナゾ

先週。 朝、ぼんやりとテレビをみながら朝食を食べていると、 セブンイレブンのCMがながれる。 「あら、すごい」 CMを見て反射的に微笑む。それは、CMの内容ではない。 CM流れたとき、時刻がちょうど7時11分に切り替わったから である。 「偶然なのかしら?…

やっぱり閉店ですか・・・・・・

日曜日。 「ーーえ、閉店?」 「そうなんです」 「あ、そうなんですか・・・・・・。いや、なんだかすごく残念です」 マッサージされながらの会話。肩のコリを集中的にほぐしてもらいながら、快感とショックを同時に感じる。 「家から近いし、皆さんお上手だ…

iPadを買いました。

少し前まで使っていたパソコンが壊れた。 2014年9月に購入したノートパソコン。確か、4万円行かないくらいの安価なものだった。 ある時からキーボードが使えなくなったり、変な線が画面にウヨウヨするようになった。バッテリーもだいぶ消耗していた。 なんと…

1000円の重み

今、手元に 使うのをためらう理由が一切ない1000円札 があったならーーあなたは何をするだろう?色々な答えが出てきそうな問いである。 小学2年生だったら、いつもは1個だけの玩具付き菓子を5個買うのかもしれない。 SF好きの本の虫だったら、少し厚めの文…

春は苦手なの(第8回淀川なにわマラソン)

最近はもやもやな毎日であった。 会社に行きたくない、と思う朝が多かった。 商談に行くのが少しだるく、内勤時間がいつもより多かった。 走りたくない、と思う日が続いた。 日記を書くのがめんどくさい、と思い、この日記を開いては閉じることを繰り返した…

些細?なトラウマ

下人は七段ある石段の一番上の段に、洗いざらした紺の襖あおの尻を据えて、右の頬に出来た、大きな面皰(にきび)を気にしながら、ぼんやり、雨のふるのを眺めていた。 芥川龍之介『羅生門』より 自分に愛想の尽きかけた時、自我の委縮した折は鏡を見るほど…

ぶらっと梅田

土曜日。 朝。軽く走る。先週日曜日のフルマラソン後、久しぶりに走る。まだ膝が少し痛かった。 ランニング後、たまった洗濯物を処理。その後、ぼんやりと昼過ぎまで吉本新喜劇を観る。 新喜劇が終わったころ、ビジネスシューズを買いに梅田へでかける。 今…

走る理由がまた1つ(淀川寛平マラソン2018後半)

厳密な調査をしてみると、ランナーズハイというのはかなり稀な体験であることがわかる。プロ、アマチュアを問わず、実は大半のスポーツ選手は一度もランナーズハイを経験していない。経験したことのある人でも、ときおりにすぎない。実際、長距離ランナーも…

振り返ったとき、理由があるかもね(淀川寛平マラソン2018前半)

ランニングを始めてなかったら?死んでたんちゃう?酒ばっか飲んでたし、タバコ喫ってたし。いまこんなことやれてるのも、ずっと走ってきたから。そう思うで 間寛平 金曜日。 この日、私のボスが大阪にいらっしゃった。ボスは課長の上の上の上の上の上の――…

太陽の塔を走り回る

私はこだわりの男である。こだわりすぎて前に進めないということが往々にしてある。つまりは機転がきかない。私は自信を持ってこれを美質と捉えているわけだが、これまた往々にして、個人が美質だと思っているものは世間から言わせると愚質となる。 森見登美…

手作りのジレンマ

金曜日。会社にて。 フロランタンさん「あ、やきいもさん。ナタデココさんから聞いたんですけど。チケットの件」 「はあ。……え!いいんですか?え、フロランタンさんが?」 フロランタンさん「はい」 「い、いやあ、すみません、ありがとうございます。本当…

最後に急須を使ったのは、いつ?

茶を飲むのはただ喉を潤すためじゃない その一拍の休みで心身を切り換えて自分のリズムを作る そういう場を作り出すのが「茶」だ 青木幸子『茶柱倶楽部』第一煎 旅立ちの八十八夜 より 一杯の茶のためには、世界など滅んでもいい。 ドストエフスキー 今から4…

ゆっくり会話を楽しもう

妻「ねえ、どうして話をしないの?」 夫(ショペンハウエルの読書か「出馬予想」の耽読をさまたげられて)「うむ?」 妻「どうして話をしないの?」 夫「別に話すこともない」 妻「愛していないからよ」 夫(すっかり邪魔され、イライラして)「ばっかなこ…

1位は彼女、2位はそれ以外の女性

ワタクシ、現在大阪某所で1人暮らしをしております。 彼女はおります。今関東に住んでいるので、いわゆる遠距離ってやつです。 遠距離も長いもので、もうすぐ3年目を迎えるところでしょうか。遠距離を続けるのは難しいとよくいわれます。――ですが我々はお互…

自由からの迷走

人は自由を得たのち、いくらかの歳月を経過しないと、自由を用いる方法を知らないものだ。 トーマス・マコーレー 2月4日。昼過ぎ。 試験官「はい、以上になります。皆様お疲れ様でした」 (……嗚呼、終わっちゃった) ―― 帰り道。会場から駅までの間、ツレに…

なまけてません

前回日記を記したのが、1月9日。そして、本日は1月28日。……約20日間、すっかり日記をさぼってしまった。 年始に 日記を習慣づける! と目標設定していたのだが、我ながら実に情けないところである。 ……ただ、日記をさぼっていたからと言って、実生活もさぼり…

朝ラン族にあこがれて

朝寝は時間の出費である。しかも、これほど高価な出費は他にない デール・カーネギー 5時30分。 ピピピ!ピピピ!!ピピピ!!! 「……っ、うっさいなあ」 枕もとの置き時計のアラームを消す。 外はまだ真っ暗。乾燥した部屋のせいで喉はカラカラ。何か飲みたい衝…

つながる走り・走るつながり

Q30: 仲間と一緒に走ったほうが速く走れるようになれますか? A:本当は一人がいい。でも、たまには仲間で走るのもいいよね。 小出義雄『知識ゼロからのジョギング&マラソン入門』より 2018年になりました。 大阪に転勤になったのが2016年の春。大阪生活…

年賀状 受け手の心 さもありなん 

人生とは出会いであり、その招待は二度と繰り返されることはない。 ハンス・カロッサ 自分を憐れむという贅沢がなければ、人生なんていうものには耐えられない場合がかなりあると私は思う。 ジョージ・ギッシング 1月4日。仕事始めの日。 「新年、あけまして…