ギザ十な日々

2人の息子と妻との日々を書いています。

手荒れの功名

 

日曜日。夜。

 

夕食を済ませ、妻とソファでゆったり。私が本を読んでいると、急に妻が大きな声を上げる。

 

妻「ちょっと!どうしたのその手!?」

 

「うん?」

 

妻「荒れすぎでしょ!?」

 

f:id:yakiimoboy:20201227213150j:plain

 

「そ、そう?」

 

妻から言われて、改めて自分の手を見てみる。まあ、確かに荒れてはいるのだが・・・。

 

妻「ちょっと、クリーム塗るから!」

 

といって、妻が使っているクリームを取り出し、私の手に塗り始める。

 

「イッタイイッタイ!しみるって--」

 

妻「昨日、大掃除したときに洗剤にやられたんだよ、きっと」

 

「いや、その前からこんな感じだよ。洗濯ものを干すときが一番しみるのよね。まあ、今年は手洗いの頻度が特に多いからね」

 

妻「そうだけど・・・ごめんね。家事全部やらせてたから・・・痛かったでしょ?」

 

「いや、まあ、しょうがないでしょ。コレは」

 

妻「寝る前にもクリーム塗ってね?このクリームじゃなくてもっと良いやつ有るから、今度はそっち塗るから」

 

「大げさだってば。いいよ、これくらい」

 

妻「ゴメンね、いつも家事、ありがとう…」

 

「いや、別に当たり前のことだから。妻が妊娠してるんだから、手荒れぐらい、なんだってんだよ。そんなこと気にするなよ」

 

 

妻の心配した様子--まあ、悪い気はしなかった。ただ、私は毎年冬になると(家事をしようがしまいが)手が荒れやすい、ということは・・・とりあえず妻には伏せておこう。そういえば、大学時代にコンビニのバイトをしていた頃、同じ時間帯のバイトのコに「手荒れひどいね、痛そう・・・」って言われて手をさすられたことがあったなあーーあのときは青春だったなあ。手荒れも悪いことばかりではないな(あはは)。