ギザ十な日々

2人の息子と妻との日々を書いています。

愛する妻とお腹の子のために、インフルエンザ予防接種に行ってきた

 

月曜日。

 

今日は会社の有給を取得。午後からインフルエンザワクチン予防接種を受けに行った。

 

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妻が妊娠し、はや14週目。妊婦として自身の体調管理には余念が無い。無論、夫だって妻のために体調管理に努める必要がある。夫自身も体調管理に気を遣う、これもまた妊婦妻のためにできることの1つだろう。愛する妻と未来の子供のためだったら、有給だって堂々と取ってやる。(なんて偉そうなことを言っているが、実際は妻から「受けてこい」、と言われたからであるが)。

 

ーー

午後3時から受付開始。医院にはすでに行列ができており、外にはみ出る人もいらっしゃる。列を作るのは母親と子供の親子連れが多い。私もその列に並んで順番を待つ。

 

三十分ほどして、私の順番が来る。

 

「ヤキイモさん、どうぞー。診察室の前でお待ちください」

 

「はい」

 

診察室前に行くと

 

「いやだいやだいやだいや!!いーやだ!いーやだ、いーーやーーーーだ!!」

 

と、おんなのコの絶望の声。大いに泣きじゃくる。必死に子供をなだめる母親と笑いながらあやす看護師。そのやりとりを見て、私も笑っていたが、だんだん恐怖が湧いてくる。

 

 

「お待たせしました。ヤキイモさん、どうぞお入りください」

 

「はい、お願いします」

 

「さっきは大騒動でしたが、心配なさらないでくださいね笑」

 

「ええ(笑)そうですね・・・こちらも少し怖くなってきたところです」

 

「大丈夫です。一瞬で終わりますから。では、二の腕を出して、腕を固定するために腰に手を当ててください」

 

「こ、こうですか?」

 

「そうです、そうやっている間に・・・はい、終わりです」

 

拍子抜け。一瞬チクッとしたが、それでおしまい。

 

「え、もう終わりですか?本当に打ちました?」

 

「はい、おしまいです。足りないですか?ナンならもう一本くらい打ちましょうか?」

 

「いや、もう大丈夫です。恐れ入ります」

 

本当に打ったのか疑いたくなるほどであった。

 

(これで外していたら怒りたいところだが、確認することもできないしな・・・とりあえず看護師さんを信じて「職人技」だった、ということにしておこう)

 

・・・素直に信じられない感じ、なんとも人間不信な大人になったものである。

 

 

会計を待つ間も、院内の電話ではインフルエンザワクチンの確認電話が度々鳴っていた。この時期はやはり大忙しなんだろう。コロナの影響で受ける人も増えそうだしね(知らんけど)。

 

会計を済ませ、自宅に戻る。なんだか一仕事終えた気持ちであった。

 

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(インフルエンザワクチンって10割負担なのね。知らんかった。)

 

正直私もそこまでワクチンに効果を期待しているわけでもない。インフルエンザワクチンは、今回を除くと人生で1回しか受けたことがない。そのときだって、今の会社に入社する前の学生の時に、会社側から強制的に受けるように指示されたためだ。自分で受けようと思ったのは本当に今回が初めてである(ん?そういや今回も奥さんから指示されただけか)。

 

私自身、幸いにもこれまでインフルエンザにかかったこともない。そのため、俺はインフルにはかからない、という気持ちがないわけではない。私独りで有れば間違いなく予防接種など無視していたと思う。

 

ただ、今回は妻を安心させるのが目的だ。これで少しでも妻の不安が減るならば、それだけでも価値があると言えるだろう。もちろん、お前のために受けてきたぞ!なんて、恩着せがましいコトは妻には言わないけどね。ああ、いい旦那(自己満)。

 

・・・あれ?でも、コレを理由にしたら、これから毎年受けなきゃならなくね?子供ができたらなおのことじゃね?

 

・・・そういうもんなのかねえ。どうなのかねえ。

 

おしまい。

 

 

 

あ、最後に、ブログ名、変えました。もともとが「『まくら』営業、はじめました」

だったけど、あらためて

 

妻と「妊娠」はじめました

 

となりました。

 

元々のブログ名が意味不明だったので、ある意味分かりやすいブログ名になったといえるだろう。

 

余談だが、最初は「妻が『妊娠』はじめました」にしようかと思ったけど、「お前自体は妊娠に関係ないってコトか!?」って感じがしたので、「妻と『妊娠』はじめました」ということにしました。まあ、どうでもいいですが。

 

今後ともどうぞご愛好の程、よろしくお願いいたす。